■ 管理ツールの起動
 ◆ インストールしたサーバ上での操作
 ◆ イントラネット内のクライアントPCからの操作
■ 管理者ツールへのログイン
■ TOP
 ◆ サーバの状態
 ◆ 手動起動
 ◆ 手動停止
 ◆ 最新版ダウンロード
■ ログ表示
■ ユーザー管理
 ◆ ユーザーの状態
 ◆ ユーザーの有効化
 ◆ ユーザーの停止
 ◆ 備考
 ◆ アップロード/事前登録
■ iアプリ管理
 ◆ メニューカスタマイズの一括設定
 ◆ メニューカスタマイズ定義ファイルの保存
 ◆ メニューカスタマイズ定義ファイルの復元
■ 公開アプリケーション
 ◆ 追加
 ◆ 変更
 ◆ 削除
■ 詳細設定
 ◆ 管理者パスワード
 ◆ ダウンロードパスワード
 ◆ Gatewayサーバ ポート番号
 ◆ Gatewayサーバ 死活監視 機能
 ◆ 端末無操作による自動ログオフ機能
 ◆ 事前登録済み端末のみアクセス可能
 ◆ コンソール・セッション接続を許可しない
 ◆ 端末側の履歴機能を無効にする
 ◆ Dynamic DNS 機能
 ◆ UPnP(ネットワーク自動設定)機能



■ 管理ツールの起動

  1. インストールしたサーバ上での操作
    デスクトップ上の「mobile2PC for Business 管理ツール」ショートカットをダブルクリックするか、
    ブラウザで「http://localhost:888/top.cgi」をアクセスします。

  2. イントラネット内のクライアントPCからの操作
    ブラウザで「http://インストールしたサーバ名 または Local IP:888/top.cgi」をアクセスします。
    例)
    http://mobile2pc4biz:888/top.cgi
    http://192.168.1.10:888/top.cgi




■ 管理者ツールへのログイン

管理者パスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。

ヒント 管理者パスワードの初期値は、rootです。





■ TOP

ログイン後、または、「TOP」をクリックすると、以下の「TOP」ページが表示されます。
ユーザー様のサーバごとに割り振られる「サーバID」や、「ライセンス期限」、「ライセンス数」、
そしてサーバ起動状態などが表示されます。



  1. サーバの状態
    サーバが「正常動作中」は、下図の左側のような青色のボタンになっています。
    サーバが「停止中」は、下図の右側のような灰色のボタンになっています。

  2. 手動起動
    サーバが「停止中」している場合に、下図の右側のような灰色のボタンをクリックすると、
    サーバは起動し、「正常動作中」の青色のボタンになります。

  3. 手動停止
    サーバが「正常動作中」に、下図の左側のような青色のボタンをクリックすると、
    サーバは停止し、「停止中」の灰色のボタンになります。



  4. 最新版ダウンロード
    「最新版ダウンロード」ボタンをクリックすると、 最新のサーバソフトウェアや、「対応携帯電話定義ファイル」が取得できるページが開きます。



■ ログ表示

ログ表示」をクリックすると、以下の「ログ表示」ページが表示されます。
mobile2PC for Business ゲートウェイサーバ」の起動停止や、携帯電話からのアクセスログなどを確認することができます。





■ ユーザー管理

ユーザー管理」をクリックすると、以下の「ユーザー管理」ページが表示されます。
携帯電話(アクセスユーザー)毎の情報を確認したり、アクセスの許可や停止を行うことができます。



  1. ユーザーの状態
    ユーザーが「有効状態(ログイン可能)」な場合は、下図の上の「青色表示」になっています。
    ユーザーが「停止状態(ログイン付加)」な場合は、下図の下の「赤色表示」になっています。



  2. ユーザーの有効化
    ユーザーが「停止状態(ログイン付加)」の場合に、「有効」ボタンをクリックすると、
    ユーザーは「有効状態(ログイン可能)」になり、「青色表示」になります。

    ご注意 詳細設定」の事前登録済み端末のみアクセス可能にするが 「無効(チェックが付いていない)」場合は、初回アクセス時に自動的に有効になります。
    事前登録制」にすることで、未登録端末を無効にすることができます。

  3. ユーザーの停止
    ユーザーが「有効状態(ログイン可能)」の場合に、「停止」ボタンをクリックすると、
    ユーザーは「停止状態(ログイン付加)」になり、「赤色表示」になります。

    ヒント 「停止」および「有効」の設定は、直ちに反映されます。
    ログイン中の携帯電話(ユーザー)を、「停止」ボタンで強制ログオフさせられます。

  4. 備考
    各携帯電話(アクセスユーザー)毎に、情報を付加することができます。 例えば、部署名や所有者名、ニックネームなどを入力すると、利用者との関連付けが容易になります。
    備考欄」は、全角10(半角20)文字まで入力可能で、「設定」ボタンをクリックすると、保存されます。

  5. アップロード/事前登録
    携帯電話の「IMEI(端末識別番号)」と、「備考欄」を、CSVファイルにて予め登録しておくことが可能です。 以下のようなCSVファイルを作成し、「参照...」ボタンでファイルを指定して、「アップロード」ボタンにて事前登録を行います。
    ・第1項目の「IMEI(端末識別番号)」は、半角15桁の数値
    ・第2項目の「備考欄」は、全角10(半角20)文字までの自由なテキスト

    ヒント IMEI(端末識別番号)」は、各携帯電話で「*#06#」と順にテンキー入力すると表示されます。




■ iアプリ管理

iアプリ管理」をクリックすると、以下の「iアプリ管理」ページが表示されます。
iアプリ」をダウンロードするための、URLの設定や、QRコードの表示や印刷を行うことができます。

また、「ダイヤルボタン」「カスタムコマンド1」を、GWサーバ側で一括設定することもできます。



ご注意 スターターパックライセンスでは、ダウンロードURLの変更はできません。
このため、「初期化」と「設定」ボタンは表示されません。
  1. メニューカスタマイズの一括設定
    業務によくご使用になる「キー操作」を、GWサーバ側で一括設定することが可能です。
    設定値は、iアプリのログイン時に自動送信され、各ユーザーに反映されます。
    「ダイヤル 1」〜「ダイヤル #」と、 「カスタム 1」〜「カスタム #」までの合計24個に対して、 Ctrl,Shift,Alt,Windowsキーと組み合わせて、キー入力値を設定可能です。
    また、名前を、全角で8文字までの長さで付けることもできます。
    以下は、「カスタム 1」に、「上書き保存」という名前で「Ctrl + S」のキー操作を設定した例です。

  2. メニューカスタマイズ定義ファイルの保存
    「ダウンロード(保存)」ボタンをクリックすると、 「メニューカスタマイズの一括設定」で設定したデータを定義ファイルとして保存することができます。

  3. メニューカスタマイズ定義ファイルの復元
    「メニューカスタマイズ定義ファイルの保存」でファイルとして保存した設定値を復元する場合は、 「参照」ボタンで、対象となる定義ファイルを指定し、「アップロード(復元)」ボタンをクリックします。



■ 公開アプリケーション

アプリケーション」をクリックすると、以下の「公開アプリケーション」ページが表示されます。
ログオン時に、デスクトップ公開のオン・オフや、アプリケーションのみの公開などの設定を行います。



  1. 追加
    公開アプリケーションの設定を追加する場合は、公開アプリケーションページで、「追加」ボタンをクリックします。 下図の設定画面が表示されますので、 「サーバ名」、「アプリケーション名」、「場所」、「作業ディレクトリ」を設定して、 「追加」ボタンをクリックして下さい。

    全てのRDPサーバに共通の設定の場合は、「全サーバ共通」にチェックを付けます。
    また、デスクトップを公開する場合は、「デスクトップ」にチェックを付けます。


    (例)全サーバ共通で、デスクトップを公開したい

    特定のRDPサーバの設定する場合は、「サーバ名」に、名前解決可能なサーバ名または、Local IPアドレスを入力します。 特定のアプリケーションのみを公開する場合は、「アプリケーション名」、「場所(アプリケーションのフルパス名)」、「作業ディレクトリ」を指定してください。


    (例)appServerという名称のサーバで、「電卓」アプリのみを公開したい

  2. 変更
    公開アプリケーションの設定を変更する場合は、「変更」ボタンをクリックします。

  3. 削除
    公開アプリケーションの設定を削除する場合は、「削除」ボタンをクリックします。



■ 詳細設定

詳細設定」をクリックすると、以下の「詳細設定」ページが表示されます。
mobile2PC for Business」の各機能や、セキュリティ上の設定などを行います。



  1. 管理者パスワード
    mobile2PC for Business 管理ツール」へのログインには、「管理者パスワード」が必要です。
    デフォルト」は、「root」です。
    セキュリティのため、初期値からの変更し、また、定期的に変更することもお奨めいたします。
    管理者パスワード」を変更するには、 「詳細設定」をクリックして、上図のページを表示させ、
    管理者 新規パスワード」と「確認入力」欄に、パスワード文字列を、半角英数字99文字以内
    決定の上、入力し、「管理者 PW 変更」ボタンをクリックします。

  2. ダウンロードパスワード
    iアプリ」のダウンロードには、6桁の半角数字による「ダウンロードパスワード」が必要です。
    デフォルト」は、「000000」です。
    セキュリティのため、必ず、初期値からの変更してください。
    ダウンロードパスワード」の変更は、 「詳細設定」をクリックして、上図のページを表示させ、
    ダウンロードパスワード」欄に、6桁の半角数字を入力して「ダウンロード PW 変更」ボタンを
    クリックします。

  3. Gatewayサーバ ポート番号
    mobile2PC for Business Gatewayサーバ」の「ポート番号」は任意の値にできます。
    デフォルト」は、「8389」です。
    ポート番号」を変更するには、「詳細設定」をクリックして、「Gatewayサーバ ポート番号」に、
    80〜65535までの半角数字を入力して、「ポート番号 変更」ボタンをクリックします。

    ご注意 スターターパックライセンスでは、ポート番号は、7389、8389、9389、13389からの選択となります。

  4. Gatewayサーバ 死活監視 機能
    mobile2PC for Business」は、GatewayとControlという2つサービスが起動しています。
    前者の「Gateway Service」は、RDPプロトコル変換機能で、
    後者の「Control Service」は、ブラウザベースの「管理ツール」のよる設定機能となります。
    死活監視とは、「Control Service」が「Gateway Service」の起動状態を監視し、
    万が一、機能停止している場合には、自動再起動する機能です。

    死活監視 機能を有効にする」にチェックを付けて、「機能設定 変更」ボタンをクリックすると、
    死活監視機能が動作します。 「デフォルト」は、「オン(有効)」です。

  5. 端末無操作による自動ログオフ機能
    iアプリを操作しない状態が、長く継続した場合に、自動ログオフさせる機能です。
    操作途中で置き忘れなどした場合に、第三者に操作させることを防ぐことができます。
    デフォルト」は、「オン(有効)」で、「5分間経過後」です。

    経過時間は、1分、2分、3分、5分、7分、10分から選択が可能です。
    なお、iアプリ側で、IMEによりテキスト入力している場合は、無操作検出を行うことができません。
    経過時間を、短くすると、テキスト入力後に無操作と判断され切断される場合があります。

  6. 事前登録済み端末のみアクセス可能
    事前登録済み端末のみアクセス可能にする」にチェックを付けて、「機能設定 変更」ボタンをクリックすると、 予め登録された携帯電話のみiアプリがダウンロードできるようにすることができます。
    デフォルト」は、「オフ(無効)」です。

    オフ(無効)」の場合は、ダウンロードパスワードで第三者の携帯電話からのダウンロードを防止することができますが、 「オン(有効)」の場合は、上記のダウンロードパスワードに加えて、 携帯電話本体に固有の製造番号「IMEI(端末識別番号)」もチェック対象となり、セキュリティが向上します。
    事前登録の方法はこちら

  7. コンソール・セッション接続を許可しない
    コンソール・セッション接続を許可しない」のチェックを外して、「機能設定 変更」ボタンをクリックしてから、 iアプリをダウンロードすると、iアプリからコンソール・セッションにて接続することが可能となります。
    デフォルト」は、「チェック(許可しない)」です。

    ご注意 スターターパックライセンスでは、コンソール・セッション接続を許可(端末側で毎時設定可能)となります。

  8. 端末側の履歴機能を無効にする
    端末側の履歴機能を無効にする」にチェックを付けて、「機能設定 変更」ボタンをクリックしてから、 iアプリをダウンロードすると、iアプリでの履歴が無効になります。
    デフォルト」は、「オフ(無効にしない)」です。

    解除(履歴機能を有効に)するには、iアプリを削除後、「端末側の履歴機能を無効にする」のチェックを外してから、再ダウンロードします。

    ご注意 スターターパックライセンスでは、履歴機能を無効にできません。

  9. Dynamic DNS 機能
    mobile2PC for Business」は、安定した運用のため、固定グローバルIPを推奨いたしますが、 弊社のDDNSサービスを利用した非固定のグローバルIPでの運用も可能です。
    デフォルト」は、「オフ(無効)」です。

    Dynamic DNS 機能を有効にする」にチェックを付けて、「機能設定 変更」ボタンをクリックすると、 DDNSクライアント機能が、30分ごとにグローバルIPアドレスの変化を確認します。
    変化があった場合は、「mobile2PC for Business DDNSサーバ」へ通知します。

    ご注意 スターターパックライセンスでは、デフォルトで「Dynamic DNS 機能」が有効となり、設定変更できません。

  10. UPnP(ネットワーク自動設定)機能
    SOHOなどでのご利用で、UPnP対応のブロードバンドルーターでインターネット接続している場合は、 「UPnP(ネットワーク自動設定)」機能で、自動的にネットワーク設定(ルーター設定)をさせることもできます。
    UPnP(ネットワーク自動設定)を有効にする」にチェックを付けて、「UPnP 設定 変更」ボタンをクリックすると、自動的にルーター設定を行います。
    また、チェックを付けた状態にすると、PC(サーバ)の起動時にも自動的にルーター設定を行います。
    デフォルト」は、「オフ(無効)」です。

    ご注意 スターターパックライセンスでは、デフォルトは「有効」です。
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